【シマノ 19ストラディック インプレ】基本性能が高いリール
シマノから2019年7月〜8月に発売された19ストラディックはリールと基本性能である「巻き」「耐久性」「飛び」が上機種と遜色ないレベルまで到達したリールだ。
本記事では19ストラディックの性能、おすすめする釣りなど詳しく解説していく。
19ストラディックの外観と特徴
外観はシルバーで統一されたデザインだ。
19ストラディックはコアソリッドシリーズのリールだ、巻き始めは重く感じるがその変わりに一定の巻スピードを維持できるのでシーバスゲームで重宝されている。
ステラやツインパワーにも採用されている、マイクロモジュールギアⅡとサイレントドライブは滑らかでより静かな巻き心地を味わえる。
「高剛性ボディ」は金属素材であるHAGANEボディを採用、様々な衝撃や巻き上げ時に起こる高い負荷にも耐える強靭なリールに仕上がった。
「防水性能」ではX-プロテクトを採用、撥水効果とラビリンス構造を複合することで、回転の軽さを損なうことなく、水圧にも耐える防水性能を実現した、ラインローラー部は従来のリールの5倍以上も耐久性がある。
上位機種に近いスペック。
画像出典:シマノ
シマノリールの上位機種となると、ステラやツインパワーなどが代表的だ、しかし、上位機種となると値段も高価で中々手に入れづらい。
19ストラディックには上位機種に採用されている技術がほぼ詰まっていて、価格も2万円台というコストパフォーマンスの高さが人気の1つとも言える。
19ストラディックの実釣インプレ
実際に使ってみた感想を書いていく。
ガタツキも少ない滑らかな巻心地
リーリング(巻き)は非常に滑らかだ、ガタつきもほとんどなく一度巻き出せば、一定のスピードを常に維持できるぐらい巻きやすいと感じた。
シーバスゲームでは、おすすめのリールと言っても良い。
ドラグ性能も文句なし。
ドラグ性能についても問題ないと感じた、
アクション中のドラグ調整、魚がヒットした時のドラグの効き方もバラしが軽減するような動きを見せてくれた。
非常に繊細で、ドラグ性能を気にする人でも安心して使えると思う。
重みはあるがそれは耐久力がある証拠
気になることの1つとしては、リール全体の「自重」だ、コアソリッドシリーズで金属製ボディを採用している分、やはり重さは感じられる。
「リールは軽さが重要」という人には正直おすすめできない、しかし重い分「耐久力」が高いリールになっているのは確かだ。
潮を被る場所での使用や、引きが強い魚とのやり取りでパワフルなファイトを可能とするため、私としては「軽さ」よりも「耐久性」を重視している点は評価している。
テクニカルな釣りには向いていない。
19ストラディックのデメリットは「テクニカルな釣り」に向いていないことだ、巻きは滑らかだが決して軽快な巻きを実現してくれるリールではない。
細かいルアー操作や、応用的なルアーアクションなどをやろうと試みたが、正直難しかったのが本音、なので、操作性が高いリールを探している人にはおすすめできない。
19ストラディックのおすすめの釣りとは
「性能」「スペック」「実釣での評価」これらが分かったことで、19ストラディックを使う時のおすすめする釣りを解説していく。
シーバスゲーム
おすすめ度:5.0
シーバスゲームでは特に、ルアーを一定のスピードでアクションさせる事が特に多い、そういった時の使用にかなりおすすめだ。
またシーバスの引きはとても強く、ランカーサイズとなれば特にパワフルなファイトが予想されるだろう、そういった時の「高剛性」「ドラグ性能」「パワー」が19ストラディックには備わっている。
なのでシーバスゲームでの使用はおすすめできるだろう。
磯でのヒラスズキ
おすすめ度:5.0
磯でのヒラスズキ狙いでの使用でもおすすめできる、理由としては「防水性能」だ。地磯では潮が押し寄せてリールに潮が被ってしまうシーンが多い、従来のリールで内部に塩が侵入して、短期間で故障してしまう。
しかし「Xプロテクト」が採用されているので通常の約5倍以上の防水性能を得た19ストラディックには問題ではない。
「耐久性」の高さと「パワフルなファイト」を可能とするので、地磯でのヒラスズキ狙いでも重宝されるリールだ。
サーフゲーム
おすすめ度:4.0
サーフゲームでの使用にも対応している、押し寄せてくる波や砂などの飛沫物などをリールに被っても「耐久力」「防水性能」がカバーしてくれるので問題ではない。
サーフでは様々なルアーを使用する分、19ストラディックでは使いにくいルアーがあるが、それもごく一部だろう。
また様々なアクションで細かくルアーを動かしたりなど、テクニカルな操作はこのリールでは少し難しいが、サーフゲームではそういったシーンはあまりないので星は4.0とした。
ショアジギング
おすすめ度:4.0
ショアジギングでは特に「パワー」と「剛性感」を求められるので、19ストラディックはおすすめと言っても良い。
メタルジグを操作する時の、ワンピッチアクションなども問題なくこなせるのでショアジギングをしたいならこのリールを選んでもいいだろう。
星4の理由は、「扱うメタルジグの重さ」によるものだ、30g以上の重さなら良いが、10g前後などの小型メタルジグを扱う時はこのリールでは少し難しい。
なので適切な重さのメタルジグを選ぶよう注意が必要だ。
エギング
おすすめ度:2.0
エギングは繊細な釣りを求められる、テクニカルな釣りと言っても良い。
繊細な操作が難しい19ストラディックでエギングは難しい、コアソリッドシリーズに分類されている時点で、まずエギングなどの釣りには向いていない。
ただ実際やろうと思えば、釣れない事はないだろうが、使っているうちに「ストレス」が溜まるのが予想される。
19ストラディックの口コミと評判
口コミと評判をTwitterから引用しました。
19ストラディックC5000XGのハンドルの感触好きすぎる。4000番のハンドル全部これにしたい。 pic.twitter.com/lAleCBrhzz
— いくお@シャウラ濱本 (@IKUO657_X) March 3, 2021
ストラディックも個人的には全然使えるなと思うレベル…
後は、耐久性だわな(金無いのでここ重要) pic.twitter.com/yDHxKzUaSm
— KAZUKI∞TaKe (@kazuhcm) March 7, 2021
7/22 朝マズメ シーバス 宍道湖
55cm、60cm、20cm 5:00~5:30昨日購入の19ストラディック、入魂。
水が澄んでたためナチュラル系使用sasuke裂波、シュナイダー、サルベージソリッドにそれぞれ釣果が出てくれました!#山陰 #釣り #釣果 #宍道湖 #シーバス #ima #shimano pic.twitter.com/Zq8qrMtzH9— かつおの一魚一会録 (@ka2o_angle) July 21, 2020
刮目せよ‼️ ケチんぼゲドちんの思いきりを…‼️
19ストラディックの2500SのHGモデル( ^ω^ )
世の中にはコイツをエントリーモデルとか言うやつがおるがミドルクラスだろぉう🤔
ベールが細いのが気になる… pic.twitter.com/rn9RQDGmdP— 4miniに片足を突っ込む外道ハンター (@gedohunter) August 4, 2019
19ストラディック インプレまとめ
本記事は「【シマノ 19ストラディック インプレ】基本性能が高いリール」について書きました。
19ストラディックを使用して総合的に感じたのが基本スペックの高さだ、「巻き」「耐久性」「飛び」これら3つは他のリールと比べて性能が高いのは実感できた。
ただコアソリッドなので繊細なリール操作が難しい、なので狙う魚としてはシーバスやフラットフィッシュ、中型以上の青物などがおすすめだ。