ショアジギングロッドの硬さについて、自分に合う硬さの見つけ方|ナカログ
釣り雑学

ショアジギングロッドの硬さについて、自分に合う硬さの見つけ方

ナカシン

ショアジギング大好き、どーもナカシン(@e55361855)です。

ショアジギング用でロッドを購入したいけど、

ロッドの「硬さ」はどうやって選べばいいかわからないという方もいるはず。

硬さ選びに失敗すると

・釣りがやりづらい。
・釣果が出にくい。
・買い直すなどの出費が増える。

このような悪影響が出ます。

しんの
しんの
釣れないことはないんだけど、僕が一番影響したのが釣りがやりづらいことかな

 

そうならないために、今回はロッド選びに3回も失敗した僕が、失敗から学んだ

絶対に後悔しないショアジギングロッドの硬さ選びについて解説します。

 

本記事では、「ショアジギングロッドの硬さについて、3回もロッド選びに失敗した僕が後悔しない選び方を教えます。」について書いていきます。

ロッドの硬さとは?

まず基本的なロッドの硬さをおさらいしましょう↓

 

基本的に「LMH」の3つを基本として、硬さは一番左が柔らかくて、一番右が硬いです。

初心者の方は覚えておきましょう。

それぞれの硬さのメリットデメリット

ショアジギングロッドだけの話ではありませんが、硬さにもメリットとデメリットがあります。

シマノ コルトスナイパー BB 」シリーズのスペックを参考にしながら解説していきます。↓

品番 全長(m) 硬さ 自重(g) プラグ
ウェイト(g)
ジグ
ウェイト(g)
適合
PE(号)
S900M 2.74 M 217 MAX40 MAX60 MAX2
S906M 2.90 M 232 MAX40 MAX60 MAX2
S1000M 3.05 M 246 MAX40 MAX60 MAX2
S906MH 2.90 MH 248 MAX60 MAX80 MAX3
S1000MH 3.05 MH 266 MAX60 MAX80 MAX3
S1000H 3.05 H 270 MAX100 MAX100 MAX4

 

 

シマノ コルトスナイパー BB 」シリーズは
ライトショアジギング~ショアジギング
対応したロッドになります。

では、スペック表を見ながら解説します。

硬くなっていくと自重(g)が重くなる。

同じ長さでの自重の差は以下になります。

S1000M    ⇨246g
S1000MH  ⇨266g
S1000H    ⇨270g

硬さMと硬さHの差は、24gです。

ロッドの自重が重くなると、体力の消耗も早くなり
ます
ので注意してください。

しんの
しんの
体力に自身があれば硬くても問題ないね。

扱えるメタルジグの重さが変わる。

それぞれの品番の硬さのジグウェイトは以下になります。

硬さM   ⇨MAX60g
硬さMH ⇨MAX80g
硬さH   ⇨MAX100g

「M」と「H」の差は40g

ロッドのパワーが上がると、重たいメタルジグが使えるようになります。

PEラインが太いものに対応できる。

ロッドの硬さが硬いほど、PEラインも太いものを扱えるようになります。

号数の変化は

硬さM   ⇨MAX2
硬さMH ⇨MAX3
硬さH   ⇨MAX4

PEラインが太いと、強度も上がるので大型青物とのファイトでも活躍できますがキャスト時のルアーの飛距離が下がるのがデメリットになります。

 

PEラインが細いと、その逆になります。

ではここから硬さ選びのポイントを解説していきます。

使用するメタルジグの重さで選ぶ

普段よく使用するメタルジグ、またはプラグの重さで硬さを選ぶことは正しいことです。

ルアーの重量にロッドが対応できていないと

・ジグが重すぎるとロッドが折れる
・ジグが軽すぎると、ロッドの反発を活かしきれない
・メタルジグ、プラグの動きがぎこちなくなる。

この3つの事が起こります。

しんの
しんの
3つとも経験済みです、、。

ロッドの硬さを選ぶポイントは、自分が扱うメタルジグの重量を目安にした方がいいです。

では重量別の硬さを紹介します。

5g〜20gはMLかMを選ぼう

スーパーライトショアジギングとも言います。

メタルジグの重さが5g〜20gを使用するなら、硬さはMLMが良いでしょう。

理由は

・メタルジグを動かしやすい。
・ターゲットが小型青物や根魚など
・ある程度の大きさの魚が釣れても、タモなしでいける。

スーパーライトショアジギングはエギングロッドをそのまま使う人が結構多いです。

なので、エギングロッドを使う人向けにMLMの硬さをチョイスしました。

MLより柔らかいと、ちょっと不安がありますし、逆にM以上の硬さだとメタルジグの動きが悪くなると思ってください。

20g〜60gならMかMH

この辺の重さになれば、初心者〜上級者まで扱う人が多くなるのではないでしょうか。

60gまでのメタルジグを使うことをライトショアジギングと言います。

20g〜60gを扱うのであれば、硬さはMMH

理由は

・小型青物〜大型青物まで、様々なターゲットにも対応できる。
・メタルジグを動かしやすくてちょうどいい
・タモ入れ(ランディング)がしやすい。

ライトショアジギング(20g〜60g)は小型青物〜大型青物まで釣れます。

タモ入れ(ランディング)作業も増えると思いますが、ロッドが柔らかすぎず硬すぎない丁度いいぐらいの硬さが、MもしくはMHになります。

MかMHどちらか選ぶとしたら、

・10g以上のメタルジグを使う予定があるならM

・80gのメタルジグを使う予定があるならMH

今後どのくらいの重さのメタルジグを使っていくかを想定して硬さを選んでください。

しんの
しんの
シーバスロッドでもライトショアジギングをやるアングラーも多いよ!

60g〜100gならHかXH

100gのメタルジグを扱うと「ショアジギング」になります。

60g~100gのメタルジグを使うのであれば、硬さはHXHを選びましょう。

理由は

・パワーがないとロッドが折れる。
・大型青物をターゲットに出来る。
・PEラインの号数を上げないといけないから

ロッドにパワーがあれば、良型の青物とのファイトでも活躍できます。

 

60g以上のメタルジグであれば硬さがHもしくはXHであれば

ロッドアクションも難なくこなせます。

迷っているならMHを選ぼう

ここまでご覧になって、「正直今後どういったスタイルでするかまだ決めていない」と硬さを選ぶことができないのであれば、

オールラウンドの「MH」を選ぶのが良いです

 

理由は3つあります。

・下は30g上は80gまで扱えるから
・シーバス、サーフなどでも使える。
・1年間どのシーズンでも使える

以上の理由があります。

 

MH」のショアジギングロッドは、様々なルアーフィッシングに対応できます。

またショアジギングを1年中したとしてもメタルジグの重量も大きいものから小さいものまで扱えます。

 

そういった事から「MH」はオールラウンド系の硬さになりますので、

もし、無難に選びたいならこの硬さを選んでください。

MH以外の硬さを選ぶ人の条件

上で「MH」を推奨しました、では「M」や「H」などのロッドは買ってはいけないのか?

答えはNOです。

M」や「H」などの硬さのロッドを選ぶ人の条件は

・シーズンごとに合わせてロッドを複数所持している。
・1年中ショアジギングをしない。
・場所地形ごとにロッドを使い分けてる。

こういった人には良いですね。

しんの
しんの
H以上のロッドはハイシーズンの時にしか活躍できないからね、、。

1年中使うつもりなら「MH」、シーズンや場所などでロッドを使い分けたいのなら「MH以外」の硬さを選ぶことも正しい判断だと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ショアジギングのロッドの硬さ選びのポイントを簡潔にまとめると、

・スーパーライトショアジギングならML、M
・ライトショアジギングならM、MH
・ショアジギングならH、XH
・選ぶのが難しいなら「MH」

それぞれの硬さのメリットデメリットは目次の2番めに記載してますのでしっかり理解してください。

では、ここまで読んだらぜひ自分に合ったロッドの硬さを見つけてください。

あなたにピッタリの硬さのショアジギングロッドが見つかることを願います。

ここまでのご朗読ありがとうございます。

 

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ナカシン
ナカシン
月間約10万PVも見られている本サイト「ナカログ」の運営者、ナカシンです。釣歴20年以上の知識と経験を公開しています。ショアジギングとサーフゲームを専門に有益な情報を発信しながら、日々新しい事に挑戦している釣り人でもあります。
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