【シマノ】コルトスナイパー アオモノブレードをインプレ!使いやすさ重視のブレードジグ|ナカログ
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【シマノ】コルトスナイパー アオモノブレードをインプレ!使いやすさ重視のブレードジグ

ナカシン

評価:3.5

堤防や地磯で青物をターゲットにするなら、ブレード付きルアーはボックスに入れておきたいところ。

ガンガンジグブレードジャックアイ マキマキなど各社から人気のブレード付きルアーが世に出ている。

そんな中、シマノから使いやすさ重視の堤防特化型ブレードジグ「アオモノブレード」が登場した。

コルトスナイパー アオモノブレードの画像

コルトスナイパーシリーズで初となるブレードジグ。使いやすさとシンプルな構造で初心者でも扱える特徴を持つ。

そんなアオモノブレードを実際に筆者が使用してみたのでレビューしていく。

この記事の執筆者

ナカシン
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月間約10万PVも見られている本サイト「ナカログ」の運営者、ナカシンです。釣歴20年以上の知識と経験を公開しています。ショアジギングとサーフゲームを専門に有益な情報を発信しながら、日々新しい事に挑戦している釣り人でもあります。Twitterはこちら(@e55361855)

コルトスナイパー アオモノブレードの概要

アオモノブレードスケールブーストを搭載し、堤防でのショアゲームに特化した、青物用ブレードジグだ。

アオモノブレードのボディ外観

スケールブースト

小魚の鱗をシマノ独自のホログラム技術で模倣する事で、水中では本物のベイトフィッシュのような外観と光による広範囲への反射で魚にアピールする。

製品名 コルトスナイパー アオモノブレード
重さ(g) 30、40、50
カラー 全30種
タイプ シンキング
全長(mm) 63、69、73
フック #4, Colorado blade #1.5

 

カラーは全30種と豊富なラインナップを取り揃えている。ナチュラル系~グロー系まで、使用する時の状況に合わせて選べるようになっている。

アオモノブレードのカラーラインナップ

アオモノブレードのカラーラインナップ

アオモノブレードのカラーラインナップ

アオモノブレードのカラーラインナップ
出典:シマノ

外観の特徴として、全体的に立体感があるので、あらゆる方角から見ても存在を認識する事ができる。

アオモノブレードの外観

重心を下に集める事で、アクション中やフォール中でも不要な回転動作を起こさず、安定した姿勢で魚のバイトを誘うようだ。また、フォールスピードが速い事だ。着水後の底取りも早い時間で可能なので無駄のない立ち上がりを実現してくれる。

アオモノブレードの重心について

シマノ独自の重心移動アイにも注目して欲しい。キャストした際にも安定した飛行姿勢と、高飛距離が出せるようになっている

アオモノブレードのアイについて

フックは後方部に1つだけ#4を採用、ブレードはColorado blade #1.5を搭載している。このルアーで魚がヒットする際は後方部に集中する為、あえて1つにしているとの事。ブレードとフックは独立している為、交換しやすい設計になっている。前方にフックがないのでトラブルの軽減と綺麗なフッキングを可能にしている。

アオモノブレードのフックとブレードについて

コルトスナイパー アオモノブレードの実釣インプレ

アオモノブレイドを使用してみた感想は▼

  • 飛距離はメタルジグと同じぐらい飛ぶ
  • 投げて巻くだけで魚を引きつける
  • 安定した姿勢で泳ぎ、そして沈む
  • 塗装が剝がれやすい
  • フックトラブルが起きやすい

飛距離はメタルジグと同じぐらい飛ぶ

飛距離は40gのメタルジグと同程度の距離までキャストする事が可能。重心移動アイにより、キャスト時は後方に重心が移動し、より遠方に飛ばす事ができる。

アオモノブレードはよく飛ぶ

通常、ブレード付きルアーは抵抗力がうまれ、飛距離が落ちてしまうのがデメリットだが、それを考慮した構造になっている。

投げて巻くだけで魚を引きつける

着水後はタダ巻きだけで魚をヒットさせる事ができる。ボディが回転しない構造と、スケールブースト、ブレードによるフラッシング効果の3つが合わさって魚の捕食スイッチを入れるのには十分な性能をもっている。

投げて巻くだけで釣れるから、初心者でも安心して使えるところが魅力だ。

安定した姿勢で泳ぎ、そして沈む

実際に泳ぎをみてみると、無駄な回転など一切なく綺麗に泳いでいることが分かった。これは、重心がボディの下部に集まっているのでその影響だ。

アオモノブレードの飛距離について

これのおかげで、不自然な泳ぎを排除し、フォール中も安定した姿勢で沈むので魚のヒットに持ち込みやすい。

塗装が剝がれやすい

気になる点の1つとして、塗装が剥がれやすいところだ。1回目の釣行でここまで塗装が剥がれると、長期的な使用は難しくなるだろう。

アオモノブレードは塗装が剥がれやすい

必要ならウレタンコートを使用するのもありだ。アオモノブレードであれば、コーティング後のデメリットはあまりないので検討してみて欲しい。

フックトラブルが起きやすい

10回のキャスト中、約3~4回はフックトラブルが起こるところも少し気になった。こういったトラブルが起こると、泳ぎにもかなり影響が出てしまうし、魚がヒットする機会をなくしてしまうので、若干ストレスに感じてしまう事もある。

アオモノブレードのフックトラブル

対策としてはゴム管を使用する方法がある。このカスタムだとかなり軽減されたので試してみて欲しい。

コルトスナイパー アオモノブレードはこんな人におすすめ

アオモノブレードは「堤防で巻くだけで簡単に青物を釣りたい」人におすすめだ。

一番の良いところは、メタルジグのように高飛距離を出せる点と、難しいアクションを必要としないところだ。トラブルを軽減させるために多少のカスタムは必要だが、ブレード系ルアーの中では使い勝手は良い。

堤防でショアジギングをやる人は1本持っておくと釣果の期待度も上がるだろう。

コルトスナイパー アオモノブレードのインプレまとめ

評価:3.5

アオモノブレードはタダ巻きでも青物の捕食スイッチを簡単に入れる事ができるので、初心者でも扱いやすいルアーだ。

弱点も多少あるが、使い方次第では十分活躍できるルアーなので、ぜひ手に取ってみて欲しい。

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