【初心者必見!】ショアジギングロッドおすすめ4選を徹底比較してみた!
- 1万円台でショアジギング用のロッドが欲しい。
- 30g〜60gまでのメタルジグを使う。
- 初心者用のおすすめロッドを知りたい。
- 釣り経験がある。
こんにちはショアジギングマニアのナカシン(@e55361855)です。
メタルジグで青物、根魚、フラットフィッシュなど様々な魚種が狙えることから男性から女性まで人気が高まっているルアーフィッシングとなっています。
ショアジギングロッドを初心者が選ぶ時に意識しているのがこちら▼
価格 | 価格が安いモノが欲しい。 |
---|---|
性能 | 大物も釣れれば特になし。 |
耐久性 | 簡単に壊れないモノ。 |
長さ | 扱いやすい長さ。 |
多くの初心者は、タフで大型青物でも釣り上げられる価格が安いロッドを選ぶ傾向にありますね。
細かい性能や使い心地はあまり気にしない人が多いみたいです。
そして重要なロッド本体の価格。
高性能で低価格これが何より大事ですね。本記事で紹介しているロッドはどれも1万円台の人気モデルを厳選しています。
そんなわけで本記事では、ショアジギングロッドのエントリーモデル代表的な4製品のスペックを徹底比較し、どれを選べばいいか検証していきます。
先におすすめを知りたい方は目次から、『初心者向けショアジギングロッド4選のうち、どれがおすすめ?』をタップして下さい。
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ショアジギングロッド初心者用の人気4製品を比較
2022年現在、初心者に愛されているショアジギングロッド。
まずはシマノから21コルトスナイパーBBですね。
画像出典:シマノ
次はダイワから 21ジグキャスター・Nです。
出典:ダイワ
同じくダイワからオーバーゼアが参戦。
出典:ダイワ
最後にメジャークラフトから三代目 クロスステージ・ショアジギングモデルが乱入しました。
出典:メジャークラフト
ということで、初心者から最も人気のあるショアジギングロッド4選がこちら▼
- シマノ 21コルトスナイパーBB
- ダイワ 21ジグキャスター・N
- ダイワ オーバーゼア
- メジャークラフト 三代目 クロスステージ
ショアジギングロッドを初心者が選ぶ時のポイントは▼
- ブランクス・ガイド→パワーと粘りがあるか
- ロッドの自重→好みが分かれる。
- ルアーウェイト→ジグはどのくらいまで使えるか
この3つは最低限見るべきポイントです。
ではそれぞれ4製品のロッドを比較してみましょう。
ブランクス・ガイドの技術
先に結論から言うと、21コルトスナイパーBBが4製品の中でブランクスに粘りやパワーのあるロッドだというのが分かりました。
大型青物の引きにも負けない為にブランクスのパワーや粘りは大事になります。
その為に、ブランクスの構造は低価格のショアジギングロッドでも妥協してはいけないと僕は思います。
質の良いブランクスを見る時のポイントは2つこれらを比べていきます▼
- 採用されている技術
- ブランクス本来の作り
あとはガイドにも注目しよう、種類によっては軽さや耐錆性、耐久力などが関わります。
ということで人気ロッド4製品のブランクスを比較してみました▼
製品 | ブランクス技術 | ガイドリング(トップ) | ガイドリング(その他) | ガイドフレーム |
---|---|---|---|---|
21コルトスナイパーBB |
ハイパワーX | Sic | アルコナイト | Kガイド・Wフット |
21ジグキャスター |
Sic | Oリング | ハードガイド | |
オーバーゼア |
X45 | Sic | アルコナイト | Kガイド |
三代目クロスステージ |
マイクロピッチクロスフォース | アルコナイト | アルコナイト | Kガイド |
技術的な部分を比較したら、オーバーゼアが4製品の中でもブランクスの性能を高めた技術を採用しているのが分かりました。
X45°という技術はロッドのブランクスを構成するカーボンシートに対しての技術です。
対して、ハイパワーXやマイクロピッチクロスフォースはカーボンテープをブランクスに巻くだけの補強の技術に過ぎません。
X45° | ±45°に斜行したカーボン繊維を 巻き上げたブランクにすることで ネジレに対して強くしている。 |
---|---|
ハイパワーX | 元々のブランクスにカーボンテープを X状に締め上げて補強する |
マイクロピッチ クロスフォース |
ブランクスの外装にX状に ダブルテーピングを施し締め上げて補強 |
ただ、21コルトスナイパーBBは旧モデルから採用している素材のグレードをアップさせてリニューアルしています。
よってブランクス本来の基本性能が大幅に向上しました。
さらにハイパワーXで補強を施し、パワー、ネジレ防止、操作性はオーバーゼアよりも高くなっているんですよね。
ガイドフレームとリングも見てみると、オーバーゼアと21コルトスナイパーBBが4製品の中では良いモノを使っています。
トップは高い硬度とラインの滑り出しの良いSicガイド。
安価で比重は重いですがルアーフィッシングをする上では十分な耐久性のあるアルコナイトを採用していますね。
ということで総合的に見て、4製品の中で最もパワーや粘り、良質なガイドを採用しているのが21コルトスナイパーBBでした。
逆に21ジグキャスターはブランクスに採用されている技術がなく、しかもハードガイドという耐久性に不安のあるモノを採用しているのであまりおすすめできないロッドになりかけています。
ロッドの自重
ロッド選びで重さは気になるところですね。
モデルによって自重は変わりますが、軽ければ軽いほど扱いやすさや疲労感の軽減に繋がります。
ただ、ショアジギングロッドは大型青物の引きにも負けないようにパワーやタフな構造になりやすいんですよね。
なのでその分、自重が重くなる傾向にあります。
では4製品の自重を、ほぼ同スペックモデルで比べてみました▼
製品 | モデル | 硬さ(パワー) | 長さ(m) | 自重(g) |
---|---|---|---|---|
21コルトスナイパーBB |
100MH | MH | 3.05 | 293g |
21ジグキャスター |
100MH・N | MH | 3.05 | 245g |
オーバーゼア |
103MH | MH | 3.12 | 190g |
三代目クロスステージ |
CRX-1002MH | MH | MH | 不明 |
1モデルで比較してみると軽さではオーバーゼアが一番軽いですね。サーフでの使用も考えられて設計されているので、若干シャープな作りになっています。
逆に一番重いのが21コルトスナイパーBBのようですね。
旧モデルからカーボン素材をグレートアップした事によりさらに基本性能が高くなっているからでしょうか。
タフになった分、自重も少し重くなっています。
ということで、軽快で扱いやすさを重視するならオーバーゼア、パワーでタフなロッドを重視するなら21コルトスナイパーBBですね。
最大ルアーウェイト
最大何グラムのメタルジグを使えるのか。
MAX数値が高ければ、パワーのあるロッドだというのが分かりますね。また扱えるメタルジグの幅も広くなってゲーム性が高まります。
ただ、MAX数値が低いロッドはシャープで細身な作りなモノが多いので、扱いやすく遠投しやすいといった長所もあります。
ということで4製品のほぼ同スペックモデルを比べてみました▼
製品 | モデル | 硬さ(パワー) | ジグウェイト(g) | プラグウェイト(g) |
---|---|---|---|---|
21コルトスナイパーBB |
100MH | MH | MAX80 | MAX65 |
21ジグキャスター |
100MH・N | MH | MAX80 | MAX65 |
オーバーゼア |
103MH | MH | MAX65 | MAX60 |
三代目クロスステージ |
CRX-1002MH | MH | MAX80 | – |
21コルトスナイパーBBと21ジグキャスターが最大80gのメタルジグを扱えるロッドなので、パワーのあるロッドだというのが分かりました。
ただ、コレはあくまで参考程度にして下さい。
MAX値が高いから強いロッドという事ではなく、ブランクスの構造や採用技術なども含めてロッド本来の品質に繋がります。
したがって、最もゲーム性の幅を広げられるのは21コルトスナイパーBBと21ジグキャスターだということです。
ショアジギングロッド 初心者用4選、どれがおすすめ?
4製品を比較して、パワーや粘るのあるブランクスを持っており、ショアジギング用のロッドにするなら21コルトスナイパーBBが優れています。
出典:シマノ
ブランクスは補強程度の技術しか施されていませんが、カーボン素材など質の良いモノが使われている事もあって基本性能が高くなっているのが評価ポイントでした。
ただ、高弾性な構造なので釣り初心者には慣れるまでに時間がかかる可能性も考えられるので注意が必要です。
もし釣り経験が浅い人や万能性を求めるならオーバーゼアを次におすすめします。
出典:ダイワ
中弾性に近いブランクスは扱いやすいのが特徴。パワーや粘りなどは多少劣りますが、中型青物クラスなら十分にやり取りできるロッドですね。
初心者用ショアジギングロッドの中では1番とまでは言えないですが、ショアジギング以外の使用も考えているなら検討してみてはどうでしょうか。
ショアジギングロッド 初心者用4製品の比較まとめ
本記事は『初心者におすすめのショアジギングロッドはどれ?人気モデル4選を徹底比較!』について書きました。
ショアジギング1本で使うなら21コルトスナイパーBB、扱いやすさを重視するならオーバーゼアを選ぶことをおすすめします。
今回はエントリークラスモデルの人気ロッド4製品を比較した結果になりましたが、また新たに注目ロッドが現れたらその都度比較して更新していきます。
ということで以上、ナカシン(@e55361855)でした。
本記事で紹介した
人気モデル4製品▼