【サイレントアサシン 140F/140S フラッシュブースト:インプレ】使い所が重要
2020年10月に発売された、シマノ サイレントアサシン140F/140Sフラッシュブーストを実際に使ってみた、結論から言うと『私の釣りスタイルには会わない大きさだった』というのが個人的な感想であった。
しかし、『飛距離』、『泳ぎ』、『アピール力』これらの性能はさすがサイレントアサシンだという事を改めて実感したので、本記事で紹介していく。
本記事は『サイレントアサシン 140F フラッシュブースト Fグリキン』を参考にして解説しています。
サイレントアサシン 140F/140S フラッシュブーストの特徴
一番の特徴は『フラッシュブースト』がサイレントアサシン 140F/140Sにも搭載されたことだ、これにより広範囲へのアピール力と本物のベイトのような生命感を演出することが出来るようになった。
フラッシュブーストが採用されたことにより、ディゲームでの使用でさらに強くなった、日中での物陰やブレイクに潜むシーバスをより誘い出すことが出来るようになった。
フラッシュブースト以外には『狂鱗』ボディを採用、きめ細かな鱗のようなデザインとフラッシュブーストが合わされば、さらにアピール力がアップする。
画像出典:シマノ
より遠くに飛ばす為の『AR-Cシステム』、140F(フローティング)で平均飛距離66.4m、140S(シンキング)で平均飛距離67.4mこれはミノールアーの中でもかなり高い飛距離を誇っている。
サイレントアサシン 140F/140S フラッシュブーストの実釣レビュー
実際に使ってみた感想をユーザー目線で解説していく。
場所を選ず、しっかり泳ぐ
私がこのルアーを使った場所は『地磯』『サーフ』『大規模河川』などの3ヵ所だ、どこで使ってもしっかり泳いでくれるので万能性は非常に高いと感じた。
サイズの影響を受けない圧倒的な飛距離
キャストした時の飛距離に関しても、ミノールアーにしては十分な飛距離を叩き出していると感じた、公式では平均飛距離66.4mの数値を出しているが、逆風や難しいコンディションの中でも50m前後は飛ばすことが出来た。
ちなみに、風などの条件が良ければ平均飛距離以上のキャストが可能だったので、あらゆる場面で使える。
地磯などの障害物が多い場所での使用には注意
先程あらゆる場所でも使えると言ったが、正直障害物の多い地磯などで使うのは注意が必要だ。
画像出典:シマノ
理由としては『耐久性』だ、ボディ自体には耐久性の高い技術が使われていないため、破損や傷が付きやすくなっている。
短期的な使用ではいいが、長期的に使うとなれば場所を選ぶ必要がある。
サイズ選びには要注意
冒頭でも触れたが、サイレントアサシン140F/140Sフラッシュブーストは大きさが140cmと、少し大きい。
私自身が、主に100cm前後のルアーやメタルジグをメインに使っているため、今回チャレンジしてサイレントアサシン140F/140Sフラッシュブーストを使ってみたが中々釣果に結びつかないでいる。
ルアーが大きくなると、魚のサイズも選んでしまうため使用する地域や場所はチェックしとかないといけない。
サイレントアサシン 140F/140S フラッシュブーストに合うタックル
サイレントアサシン140F/140Sフラッシュブーストを使う時のタックルはどういったのを選べばいいかというと▼
- リールは最大にして5000番手(最低3000番手)
- ロッドの硬さは最大でMHが良い(最低でもM)
- PEラインの太さは2号まで
フルキャスト、平均飛距離、操作性の3つを考えて、これらを妥協せず最高のパフォーマンスで使うには上記に書いた事を守れば問題はない。
私個人としては、PEラインを1.5号にするのが一番のおすすめ。
サイレントアサシン 140F/140S フラッシュブースト インプレまとめ
本記事は『【サイレントアサシン 140F/140S フラッシュブースト:インプレ】使い所が重要』について書きました。
サイレントアサシン140F/140Sフラッシュブーストはサイズが140cmとベイトが大きい時の使用に向いている、なので魚のサイズも選んでしまうのがデメリットだ。
しかし、秋のシーバスシーズン、青物の回遊が見られるサーフ、ヒラスズキ狙いでの地磯などではこのサイズが一番適任だ。
もしサイズ選びで迷っているならワンサイズ落としてサイレントアサシン129でもいいかもしれないのでよく考えてから選ぶことをおすすめする。