【完全版】サーフヒラメ用PEラインおすすめ7選|上級者の考え方と人気ラインナップを紹介!|ナカログ
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【完全版】サーフヒラメ用PEラインおすすめ7選|上級者の考え方と人気ラインナップを紹介!

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ナカシン
本記事はこんな人におすすめ
  • サーフのPEライン選びが分からない。
  • PEライン選びで失敗した。
  • 最低限の知識は身につけたい。

サーフフィッシングでのPEライン選びは難しく見えて意外とシンプルだ。

だが、間違った知識でサーフフィッシングに挑むとライントラブルが多発して、楽しめるはずの釣行も楽しめなくなってしまう。

本記事では選び方の基礎を詳しく解説し、
おすすめのPEラインも紹介するので参考にしてほしい。

ナカシン
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月間約10万PVも見られている本サイト「ナカログ」の運営者、ナカシンです。釣歴20年以上の知識と経験を公開しています。ショアジギングとサーフゲームを専門に有益な情報を発信しながら、日々新しい事に挑戦している釣り人でもあります。Twitterはこちら(@e55361855)

サーフでのPEラインの太さと特徴

PEラインの号数選びのイメージ画像

結論から言うと『0.8~1.5号』の中から選ぶ事をおすすめする。

サーフでの釣りは、砂などの飛沫物によって劣化しやすい。だからといって広大なフィールドで太いラインを選ぶとルアーの飛距離が落ちてしまう。

なので、強度飛距離この2つのバランスを考えてPEラインの太さを選択しなければならない。各号数の特徴をまとめてみると▼

  • 0.8号:ルアーの遠投性重視
  • 1号 :無難でバランス重視
  • 1.2号:安定感を重視
  • 1.5号:大型青物狙い

0.8号:ルアーの遠投性を重視

サーフでのPEライン0.8号について

ルアーの遠投性を重視するなら0.8号を選ぼう。

特に、遠浅サーフではルアーの遠投性を重視しなければならない。なぜならこういった場所ではターゲットが自分の立ち位置から離れた場所で獲物を待ち構えている事が多いからだ。

なので、遠投性を求めるサーフエリアでは0.8号のPEラインを選ぼう。

0.8号はこんな人におすすめ
  • 飛距離重視型の人
  • ヒット後は技術で釣りあげたい人
  • 軽量かつフォルムが小さいルアーを多用する人
  • ワーム系ルアーを多用する人
  • フラットフィッシュだけを狙う人

1.0号:バランス重視

サーフでのPEライン1号について

強度と飛距離のバランスが良いのが1.0号はサーフフィッシングで最も選ばれる号数だ。

特に、ヒラメやマゴチ狙いに良く、安定した使い心地を実感できるのが選ばれる理由となっている。

号数選びに迷ったら1.0号を選ぼう。

1.0号はこんな人におすすめ
  • 飛距離・強度どちらも重視する人
  • ヒラメやマゴチを狙いたい人
  • 幅広くルアーを使いたい人
  • 各地のサーフを攻略したい人

1.2号:安定感を重視

サーフでのPEライン1.2号について

ラインの劣化や切れる心配をしたくないなら1.2号は安定感がある。

ヒラメやマゴチなどを狙うと、ボトム付近を探る事が多くなる。そうなると砂や飛沫物などにPEラインが接触する機会も増える。

使い方次第ではラインブレイクも起こしてしまうので、こういった心配がある人は1.2号を選ぶと良いだろう。

ちなみに筆者もサーフでは1.2号を選ぶ事が多い。

1.2号はこんな人におすすめ
  • 耐久力6割、飛距離4割重視の人
  • 不意な大物でも対応したい人
  • メタルジグ、シンペンなど良く使う人
  • PEラインの扱いが雑な人

1.5号:大型青物狙いに

サーフでのPEライン1.5号について

サーフで大型青物(ブリ・サワラなど)の回遊が確認出来たら1.5号は欲しいところだ。

引きの強い魚が集まるサーフでは、ラインの強度が重視される。ただ、最低限の飛距離も必要なので、1.5号以上のPEラインではかなり使いづらい。

サーフではあまり使う事が少ない号数だが、ぜひ参考にして欲しい。

1.5号はこんな人におすすめ
  • 大型青物狙いの人
  • ヘビーミノーや高重量ジグを使う人
  • ショアジギングタックルでサーフに行く人

おすすめしない号数とは?

実際、上記で解説した号数以外のPEラインを使用するとどうなるのか、筆者の経験談としてまとめると▼

  • 0.8号以下:耐久力が不足し、ラインブレイクが起こりやすい。
  • 1.5号以上:ルアーの飛距離が伸びない。

サーフの状況にもよるが、上記のような事になるのでおすすめしない。

サーフでPEラインの長さ

サーフでのPEラインの長さ

結論、サーフでは最低でも200m巻くようにしよう。

200m以下のラインをリールに巻いてはいけない理由として▼

  • 減りが早く、短期間で交換になる。
  • 走られても長さに余裕がある。
  • 下手すると1回の釣行で終了する。

これはサーフに限らず、ラインの消耗が激しい釣場では、リールに巻くラインは多めにした方がよい。

もし、沖でラインが切れてもリールに残っているラインに余裕があるので、サーフではなるべく長めにリールに巻いておこう。

サーフでのPEラインの編み数

サーフでのPEラインの編み数

編み数は、8本編みを選ぶ事をおすすめする。

8本編みをサーフで使用するメリットとして

ルアーの飛距離が伸びる。
・ライントラブルが少ない。
・コストを抑えられる。

筆者の経験上、サーフフィッシングで4本編みを使うメリットが全くない。まずルアーの飛距離の伸びが全然違う。4本編みでは狙ったポイントへのキャストが難しい。これは、釣果に影響する。価格的には4本編みの方が安価だが、安さだけで選ぶと後で痛い目を見るので気を付けよう。

12本編みが断然良いが高価なモノばかりなので、筆者的には8本編みで十分だ。

サーフでのPEラインおすすめ7選

サーフフィッシングでおすすめのPEラインを紹介する。

ラインナップは下記7選だ。さらに下の方で1つ1つ詳しく解説しているので参考にどうぞ。

横にスクロールできる表▼

【VARIVAS】アバニ キャスティングPE マックスパワー X8 ショアマスター
特徴
安心感が段違いのホワイトカラーライン
【クレハ】 シーガー PE X8

特徴
基本スペックのバランスが抜群!
【ダイワ】 UVF モアザン デュラセンサー×8+Si²
特徴
パワフルかつ繊細なあたりも見逃さない。
【シマノ】ピットブル8

特徴
初心者におすすめの汎用性抜群PEライン
【シマノ】ピットブル8+

特徴
さらに進化したピットブルシリーズ
【エックスブレイド】 スーパージグマンX8
特徴
一度使えばハマってしまうので注意!
【エックスブレイド 】アップグレードX8 オールグリーン
特徴
歯が鋭い魚に有効なPEライン!

【VARIVAS】アバニ キャスティングPE マックスパワー X8 ショアマスター

安心感が段違いのホワイトカラーライン

アバニ キャスティングPE マックスパワー X8 ショアマスター

出典:VARIVAS

あらゆるターゲットを”釣る”事を想定したショアゲーム専用PEラインでもあるアバニ キャスティングPE マックスパワー X8 ショアマスターは多くのサーフアングラーが愛用している。

通常のPEラインよりも1.3~1.5倍の引張強度をもつ強力原糸を素材として採用。これにより、劣化に強く、そして魚がヒットした時でも安定した強度を保ちながらファイト出来る。そして、ホワイトカラーによる視認性の高さも人気の理由の1つだ。

購入者
購入者

飛距離、操作性、強度全てにおいて文句無し。白いラインなので、3回目の釣行ぐらいから、多少汚れが目立ちますね。サーフで愛用していますが、汚れが目立ちすぎたら交換しています。

購入者
購入者

このラインの1番良いところは不満がないところ。飛距離は個人的にはそこまで出るわけれもないし、感度も良いわけでもないが、全体的にバランスがかなり良い。悪いところが無いのがこのラインの良いところですね。

号数(号)長さ(m)強度(lb)カラー
0.820016.7ホワイトカラー
120020.2ホワイトカラー
1.220024.1ホワイトカラー
1.520028.6ホワイトカラー

クレハ シーガー PE X8

基本スペックのバランスが抜群!

クレハ シーガー PE X8のイメージ画像

「高感度」「高視認性」「高強力」「コスパ」この4つのバランスが良く、サーフでも使いやすいシーガー PE X8は、伸び率4%(一般的なPEの伸び率は7%)という低伸度なので感度も良く、ルアーの操作性も良い。超強力ポリエチレン繊維”イザナス”を採用しているので強度もある。なんと言ってもコストパフォーマンスが良いので比較的、入手しやすいのがポイントだ。

購入者
購入者

サーフゲームで愛用しています。ライントラブルも少なく強度もあるのに、この価格帯はマジでお得です!たまに品質が悪いという口コミも見ますが私的にはそういった事は感じられません。

購入者
購入者

0.8号だと柔らかく、3号だと硬い感触でした。価格相応な品質ですが無名のメーカーよりもこっちの方が信頼できますね。交換頻度は上位ラインよりも早いですが全然コスパは高いです。

ラインナップ
※0.8号〜1.5号のみ

号数(号)長さ(m)最大強力(lb./kg)平均強力(lb./kg)カラー
0.8150,200,30018lb./8.2㎏16lb./7.3kg5カラー
1150,200,30020lb./9.1kg18lb./8.2kg5カラー
1.2200,30023lb./10.4kg21lb./9.5kg5カラー
1.5150,200,30026lb./11.8kg24lb./10.9kg5カラー
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ダイワ UVF モアザン デュラセンサー×8+Si²

パワフルかつ繊細なあたりも見逃さない。

ダイワ UVF モアザン デュラセンサー×8+Si²のイメージ画像

耐摩耗性300%(メーカー比)というスペックで信頼性の高いUVF モアザン デュラセンサー×8+Si²は、サーフとの相性も良い。ラインを編んでいる細かい糸1本1本が凹凸が少なく、真円に近い構造なのが特徴。それにより、風や水の抵抗を軽減。それにより、ルアーの飛距離も伸び、竿先からルアーまでの直線性が出るので小さなアタリも察知できる感度も生み出している。

購入者
購入者

扱いやすくトラブルも少ない良いラインです。これでマス類、ヒラメなどショアから釣り上げることが出来ました。

購入者
購入者

コーティングはすぐ剥げますね。コーティングが剥げないラインは存在しないですが、まぁ価格相応といった感じです。私はコーティングスプレーなどして解決していますのでよかったら参考にしてみて下さい。

ラインナップ
※0.8号〜1.5号のみ

号数(号)長さ(m)強力(lb)強力(kg)カラー
0.8150,20015lb6.8kgライムグリーン
1150,20018lb8.0kgライムグリーン
1.2200,30021lb9.6kgライムグリーン
1.5150,20026lb12kgライムグリーン
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【シマノ】ピットブル8

初心者におすすめの汎用性抜群PEライン

ピットブル8のイメージ画像

ラインの素材は日本原子。製造も日本製の安心と信頼性の高いピットブル8は、その汎用性の高さからサーフでも使用するアングラーも多い。ラインの表面も滑らかで、ルアーを飛距離も伸びる。VT工法による強力と低伸度を生み、使いやすさも兼ね備えながら、価格帯もリーズナブルなので筆者もかなり多用している。

購入者
購入者

サーフではラインの劣化が激しいのでなるべく安くて品質の良いコチラを選んでいます。高価なラインで交換頻度が早いと金欠になるので、サーフではコレ1択でいつも使っています。

購入者
購入者

国産原子を採用していることから安心して使っています。デメリットは消耗が早い点ですね。交換は他と比べれば早いですが、同価格帯のPEラインの中ではダントツでコスパは良いと思います。

ラインナップ
※0.8号〜1.5号のみ

号数(号)長さ(m)最大強力(lb)最大強力(kg)カラー
0.8150,200,30018.38.3ライムグリーン
1150,200,30022.410.2ライムグリーン
1.2150,200,3002712.2ライムグリーン
1.5150,200,30031.714.4ライムグリーン
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【シマノ】ピットブル8+

さらに進化したピットブルシリーズ

ピットブル8+のイメージ画像

ピットブル8+は元々あったミッションコンプリートというラインをベースにした事によりスペックが向上したラインだ。感度もさらに上がり、水中状況や潮の流れなど感じ取りやすくなった。キャスト時のライントラブルも軽減され、強度も従来よりもパワーアップしている。視認性のよいピンクカラーはサーフでも役立つ。

購入者
購入者

何回かの釣行で色落ちはしますが特に問題はないですね。PE特有の糸鳴りもし始めていますが切れることなく使えています。

購入者
購入者

初心者向けといった感じですね。ハリやコシはある程度あります。だけど上級者の人なら物足りなさを感じると思います。まぁサーフ釣りはラインの劣化が早いから、ある程度使って交換していくスタイルならコスト面も含めて良いと思います。

ラインナップ
※0.8号〜1.5号のみ

号数(号)長さ(m)最大強力(lb)最大強力(kg)カラー
0.8150,20018.58.4トレーサブルピンク,5カラー
1150,20023.110.5トレーサブルピンク,5カラー
1.2150,20027.112.3トレーサブルピンク,5カラー
1.5150,20038.814.4トレーサブルピンク,5カラー
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【エックスブレイド】 スーパージグマンX8

一度使えばハマってしまうので注意!

エックスブレイド スーパージグマンX8のイメージ画像

耐摩耗性に特化し、本気でサーフフィッシングを攻略したいならスーパージグマンX8は最高のPEラインだ。安定的な強さを出す為に、独自技術WX組工法を施す事で、ラインのスペックが高いのが特徴。触り心地もハリがあり表面も滑らかで、今まで使用していたPEラインと比べれば歴然とした違いを感じるだろう。

購入者
購入者

安いPEラインを買うのは正直リスクが高い。これまでサーフ用で色んな種類のPEラインを選んできましたが、やっぱり『よつあみ』ですね。高価なアイテムが多いですが、こちらは比較的に価格も安く、トラブルも少ないので非常に満足してます。

購入者
購入者

安定したコスパ最強PEラインですね。ノットも組みやすい、コーティングも滑らかでしなやかな感触、なのにこの価格帯はお買い得です。ゴリゴリのファイトでも切れることなく座布団ヒラメをキャッチできました。

ラインナップ
※0.8号〜1.5号のみ

号数(号)長さ(m)強力(lb)カラー
0.8200、300165カラー
1200、300、600205カラー
1.2200、300、600255カラー
1.5200、300、600305カラー
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【エックスブレイド 】アップグレードX8 オールグリーン

歯が鋭い魚に有効なPEライン!

エックスブレイド アップグレードX8 オールグリーンのイメージ画像

サーフでは、サゴシなどの歯が鋭い魚が回遊してくる事もある。そういった魚をターゲットにするならアップグレードX8 オールグリーンはおすすめだ。従来のモデルと比べてラインの質感や強度に大きな差はないが、最大の特徴はこの単色カラーだ。ラインマーカーは歯が鋭い魚に取ってアタックする目印にもなっており、これが原因でブレイクする事もある。そういった危険を予測できないサーフエリアではかなり重宝している。

購入者
購入者

どんなに高価なラインでも完璧なモノは存在しないと思っています、PEラインに求められるのは全体的な質です。それが信頼に繋がると私は思っています。今回購入したこちらのPEラインはコスパも含めて一番信頼して愛用しています。

購入者
購入者

初心者でも上級者でもこれを使っておけば間違いないです。釣行前にコーティングスプレーをしてから使っていますが、長期間使用しても糸鳴りなどありません。品質はかなり満足してます。

ラインナップ
※0.8号〜1.5号のみ

号数(号)長さ(m)強力(lb)カラー
0.830016グリーン(ノンマーク)
130022グリーン(ノンマーク)
1.230025グリーン(ノンマーク)
1.530030グリーン(ノンマーク)
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サーフでのPEライン解説まとめ

サーフフィッシングでのPEラインの選び方まとめ▼

・サーフヒラメのPEラインは0.8号〜1.5号
・失敗したくないなら無難な1号がおすすめ
・PEラインは最低でも200m巻く
・8本編み以上を選ぶ

サーフ用のPEラインを選ぶのが難しいと思う人も多いが、実際は非常にシンプルで知識を身につければ、大きな問題にはならない。本記事で紹介したラインも高い実績を持つものだけ紹介したので参考にして欲しい。

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